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高知県の他の市区町村
この場所の物語
入野松原のクロマツが、約4キロにわたって海岸線に沿って並んでいるんです。風が吹くたびに、枝と枝がすこしざわめいて、その向こうから潮の気配がしてくる。散策しながらぼんやり歩いていると、ここに根を張ることを選んだ人たちの気持ちが、じわっとわかる気がします。
天日塩をつくる仕事があって、土佐カツオ一本釣りの船が佐賀港に戻ってくる。そういうふだんの仕事のリズムが、この町の骨格になっているんですよね。自炊しながら長く滞在していると、市場で水揚げされたものが食卓に並ぶまでの距離の短さに、ちょっとおどろくんです。
毎年GWに入野海岸の砂浜でひらかれる砂浜Tシャツアート展は、建物も屋根もなく、ただ砂と空と、風にはためくTシャツだけがある。どこにも似ていない展示のかたちで、はじめて見た人はしばらく言葉に詰まるんじゃないかなあ。
海の豊かさと、津波の記憶と、松原の静けさが、ひとつの土地にちゃんと同居しているんです。加茂神社の境内には1854年の地震の教訓を刻んだ石碑が残っていて、それを読んでいると、この場所が何を引き受けながら今日まで来たかが、すこし見えてくる。
高知県黒潮町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 入野松原
- 土佐入野
- 土佐佐賀
- 荷稲
- 浮鞭
- 土佐上川口
- 伊与喜
- 海の王迎
- 有井川
- 西大方
- 佐賀公園
- 土佐白浜
文化財
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