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高知県の他の市区町村
この場所の物語
仁淀川の水が、大渡ダムの奥で茶霧湖という名前になって静かに湛えられている、そのぐあいがなんだかいいんですよね。
面積のほとんどを山林が占める四国山地のなかに、土佐茶の茶畑が段々と続いていて、そこに暮らす人たちのふだんの時間が、峡谷の深さとおなじくらい、すこし外からは見えにくい場所にある。中津渓谷や安居渓谷には遊歩道が整備されていて、原生林のなかをじぶんの足で歩いていくと、石灰石の地質が刻んだ峡谷の表情が、ページをめくるみたいに変わっていくんです。
善法寺の境内にカフェがあって、神楽の祭事が今も池川神楽や安居神楽として各地で続いていることを知ると、山深さと人の気配がちゃんと重なっているんだなあ、とうれしくなる。山村自然楽校しもなの郷では宿泊や生活体験のプログラムもあるから、一週間でも一か月でも、ここに根っこを下ろしてみようとする人が、ちゃんと着地できる場所になっているんです。
土佐大崎駅の木造の待合所は1935年からここにあって、バスを待つあいだの時間が、なんとなく昔のままのぐあいで流れている。明神山の山腹から眺める景色も、峡谷の底から見上げる空も、どちらもこの町の本当の顔なんだと思います。
高知県仁淀川町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 大引割・小引割
- 石鎚
- 明神山
文化財
自然公園
山