image · pastoral × balanced (proxy)
鹿児島県の他の市区町村
この場所の物語
東シナ海のまんなかに、鬼界カルデラの火口が沈んでいる。その縁に竹島、硫黄島、黒島という三つの島がぽつりぽつりと浮かんでいて、鹿児島港からの船に揺られながら、「ここはほんとうに日本の村なのかな」と思う時間が、すでに旅のはじまりになっているんですよね。
硫黄島には坂本温泉があって、火山の地熱がそのまま湯になっているような場所で、湯につかりながら、硫黄岳や櫓岳の稜線をぼんやり眺めることができるんです。島に長くいると、船の時刻と潮のぐあいが、ふだんの暮らしの基準になっていく。本土の時間の刻み方と、すこしちがう単位で日々が動いているんだなあ、と気づくのに、それほど時間はかからない。
1952年に本土復帰するまでの歴史を持つこの村は、薩摩との深いつながりを背負いながら、東シナ海の風にずっとさらされてきた。南西諸島の最北端という立ち位置が、どこか「境界の島」としての静けさを島々にのこしていて、それがいいなあ、と思う。
鹿児島県三島村に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 坂本温泉
- 硫黄岳
- 櫓岳
温泉
山