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この場所の物語
サンゴが積み重なって島になった、というのが、ここではふだんの話なんですよ。阿伝集落の石垣も、百之台の段丘も、足の下にあるのはぜんぶ隆起したサンゴ礁で、島そのものがゆっくりと、いまも少しずつ持ち上がり続けているんです。
サトウキビ畑のあいだを歩いて、朝日酒造の奄美黒糖焼酎のことを考えながら、荒木の漁港のほうへ向かってみると、農業と海がこんなに近くにあるのかと、すこし驚くんですよね。白ゴマやシークーといった在来の植物が、隆起サンゴ礁上の土に根を張っているのも、なんだかこの島らしいなあと思います。
鹿児島空港からプロペラ機で飛んでくる、その距離感が、喜界島の「切り離された日常」をちょうどよく演出してくれていて、PCひとつで仕事をする人にも、城久遺跡を辿りたい人にも、それぞれの滞在の輪郭を島が静かに受け取ってくれる感じがします。
鹿児島県喜界町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 城久遺跡
- 喜界島の隆起サンゴ礁上植物群落
- 奄美大島
- 喜界空港
- 荒木
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