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この場所の物語
北浦と霞ヶ浦、ふたつの湖に挟まれた行方台地に立つと、どこを向いても水の気配があるんですよね。湖面の光が、丘の上の畑にまで届いているような、そういうぐあいの土地なんです。
白浜漁港や小高漁港では、ふだんの朝の仕事がそのまま見えていて、鯉の養殖や漁業が、暮らしの音として聞こえてくる。いちごやサツマイモ、エシャレット、わさび菜と、台地の上の農地もにぎやかで、食べるものが土地のすぐそばで作られている実感がある。
東京都心から車で北東に向かって、霞ヶ浦大橋を渡ると、急に景色の縮尺が変わる感じがするんです。水郷筑波の自然公園の中に、西蓮寺の仁王門や相輪橖が静かに立っていて、長い時間をかけて積み重なってきたものが、ふつうに日常の隣にある。
湖と台地と漁港と畑、それらがひとつの市の中にぜんぶ収まっているのが、行方という場所のおもしろさで、ここに根を張って暮らすひとにとっても、はじめて訪れるひとにとっても、ちょっと予想と違う手触りがあると思うんですよね。
茨城県行方市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 西蓮寺相輪橖
- 西蓮寺仁王門
- 水郷筑波
- 五町田
- 小高
- 手賀
- 荒宿
- 麻生
文化財
自然公園
漁港・港