image · pastoral × balanced (proxy)
北海道の他の市区町村
この場所の物語
鮭が川を遡る季節になると、この土地の時間の密度がちがってくる、という感じがするんですよ。標津町は根室海峡に面していて、秋サケとホタテガイが暮らしの中心にあって、薫別の漁港から陸へと続く空気はどこかひんやりと、でも充実している。野付半島の砂嘴の先まで歩いていくと、海と湿地がほぼ同じ高さで並んでいて、ここが本州とはちがう地形の上に立っていることを、足の裏でじわっと感じるんです。
ふだんの暮らしの足場としては、としょぱる(標津町図書館)があって、あすぱるの中に静かに開いている。標津サーモンパークでは鮭の産卵行動を観察できる施設があって、子どもと一緒でも、ひとりでも、ちょっとした午後をたっぷり使えるんですよね。
ポー川史跡自然公園の奥には伊茶仁カリカリウス遺跡があって、擦文文化やオホーツク文化の竪穴建物跡が湿原の縁に残っている。1700年よりも前からここに人が暮らしていた、という事実が、草の向こうに静かにあるんです。川北温泉の無料露天風呂に浸かりながら、知床連山の稜線を眺めていると、この土地の奥行きがどこまで続いているのか、すこし、わからなくなる。
北海道標津町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 標津遺跡群 伊茶仁カリカリウス遺跡 古道遺跡 三本木遺跡
- 標津湿原
- 薫別
文化財
漁港・港