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北海道本別町

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北海道 / 本別町
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この場所の物語

豆畑とひまわりが、丘の稜線まで続いているんですよね。利別川が南北に貫いて、その両脇の丘から支流が集まってくる、そういう地形の町で、道東自動車道のジャンクションがちょうどここにある。帯広と北見のあいだの、交差点みたいな場所なんです。

ふだんの暮らしの道具として、道の駅ステラ★ほんべつが旧本別駅の駅舎をそのまま使っているのが、いいなあと思う。廃線になったふるさと銀河線の気配が、建物のかたちに残っていて、農産物を買いに立ち寄るたびに、すこし時間の重なりみたいなものを感じるんです。豆屋とかち岡女堂本家の豆菓子を手に取ると、畑作農業の町だということが、てのひらにちゃんと伝わってくる。

義経山という名前の山があって、アイヌの地名と源義経の伝説が、同じ土地にそっと折り重なっている。歴史民俗資料館には旧仙美里駅の面影も残っていて、内陸の農業町がどんな時間を積んできたか、散歩するだけで少しずつ見えてくる。冬は晴天が多く、寒さははっきりと厳しい。それでも、本別温泉グランドホテルで湯につかる夜があれば、一日がちゃんと終わる気がするんです。

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