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この場所の物語
羊蹄山と尻別岳と喜茂別岳が、ぐるっと囲むように立っているんですよね。その山々のあいだに、尻別川が流れて、雪深い農の暮らしがずっと続いてきた。アイヌ語に由来する地名が、この土地の古さをそっと教えてくれます。
国道230号と276号が交わるあたりに、「郷の駅 ホッときもべつ」があって、あげいもをはじめとした地元の産物が並んでいる。中山峠のそばに立つ「道の駅望羊中山」では、峠の空気と羊蹄山の輪郭を、ちょっとした休憩のついでに受け取れるんです。どちらも、ふだんの暮らしと旅のあいだにある、いい場所だなあと思います。
松浦武四郎が1855年から蝦夷地を調べてまわったとき、この地にも足を踏み入れていた。「旧双葉小学校史料館 雪月花廊」には、そういう時間の積み重ねが、ひっそりと収まっています。雪がたっぷり積もる冬も、中山峠スキー場があることで、暮らしの輪郭がすこし明るくなる。山に囲まれた静けさの中で、自分のペースで日々を組み立てていける、そういう土地なんですよね。
北海道喜茂別町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 支笏洞爺
- 尻別岳
自然公園
山