1件の予定
層雲峡・氷瀑まつり
1月、渓谷に氷の宮殿ができる。 北海道・層雲峡。大雪山の奥、断崖に挟まれた峡谷。冬になると、別の場所になる。 氷と雪でできた構造物が、松明の炎に照らされる。花火が渓谷の壁に響く…
1月、渓谷に氷の宮殿ができる。
北海道・層雲峡。大雪山の奥、断崖に挟まれた峡谷。冬になると、別の場所になる。
氷と雪でできた構造物が、松明の炎に照らされる。花火が渓谷の壁に響く。温泉の湯気が漂う。マイナス20度の夜に、炎と光がある。
氷、炎、温泉。
この三つが同じ場所にある。
ありそうで、どこにもなかった。
なぜわざわざ真冬の北海道へ行くのか。その問いへの答えが、ここにある。寒さは、ただの寒さではなくなる。寒さが、体験の一部になる。
体が芯まで冷えたら、すぐ湯に入れる。
そこまで含めて、この祭りだ。
冬を、好きになるかもしれない夜。
石狩川の源流をたどっていくと、山がどんどん近くなって、気づけば断崖の底を歩いているんですよね。層雲峡の岩壁は、上を見上げるとちょっと首が痛くなるくらい高くて、流星・銀河の滝の水音が、ずっと耳の奥に残るんです。
層雲峡温泉には15軒のホテルと旅館が並んでいて、長く滞在するほどに、宿と峡谷と共同浴場のあいだを歩くリズムが、ふだんの暮らしのように落ち着いてくるんです。上川大雪酒造の緑丘蔵が近くにあって、日本酒『大雪』を手に取りながら、酒の来た場所と自分のいる場所が重なる、そういうちょっとした発見もあったりします。
大雪山のロープウェイで7合目まで上がると、北海道パウダーベルトのスキー場が目の前に広がって、海外からのスキーヤーと肩を並べて雪面を見ている、そういう場面がごく自然にあるのも、この土地のおもしろいところなんです。冬には層雲峡氷瀑まつりが峡谷を照らして、氷と光のなかに人が集まる。上川ラーメンをすすりながら、山の深さと人の気配のちょうどいいぐあいを、じんわり感じられる場所です。
北海道上川町に泊まる
この地に重なるもの
- 大雪山
- 層雲峡温泉
- 大雪山
- 大雪山
- 石狩岳
- 忠別岳
- 音更山
- ニセイカウシュッペ山
- 武利岳
- 武華山
- 上川