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この場所の物語
尻別川の水が、田んぼの土をゆっくりとくぐり抜けて、らんこし米になるんです。ニセコ連峰の雪解けが川をつくり、川が米をつくる、その一連がこの土地のふだんの姿で、スケールが大きいのに、なんだかとても静かなんですよね。
昆布駅から歩いて三分のところに昆布川温泉があって、その近さがいいなあ、と思うんです。五色温泉の硫黄の匂いとか、黄金温泉の露天から見える山の稜線とか、湯の種類がいくつもあって、滞在しながら順に試してみる、という時間の使い方がここでは自然に生まれます。PCを持ち込んで、午前は仕事、午後は湯、というリズムが、この町の地形とちょうど合うんです。
貝の館という貝類の専門博物館があることを知ると、この土地の奥行きがすこし広がる気がします。米と温泉と清流、そこに貝の標本が一五〇〇種以上、という取り合わせは、説明しようとするとうまく言えないんだけれど、蘭越町というところは、そういうふしぎでいいなあ、という余白を持っている場所なんです。
北海道蘭越町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- ニセコ積丹小樽海岸
- 目国内岳
- 昆布
- 目名
- 蘭越
自然公園
山
駅