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北海道の他の市区町村
この場所の物語
冬の夜、銀河の森天文台の115センチ反射望遠鏡が、この土地の空に向けられているんですよね。極寒の気象環境を観測の好機とみなした名古屋大学と国立環境研究所がここに観測所を置いているのは、陸別の寒さが、ふつうの不便とは少しちがうものだということを教えてくれます。
2月のしばれフェスティバルも、9月のラリージャパンも、寒さや地形をそのまま舞台に転じてしまうところがいいんです。陸別サーキットのわだちと、高原の静けさが、おなじ町の中に並んでいる。
喜登牛山産のギョウジャニンニクを地元の人が話題にするとき、東部の標高500メートル前後の高原がどんな場所か、すこし想像できる気がします。西部では酪農の台地が広がり、利別川が南北に町を貫いているから、歩いていると土地の二面性がじわっとわかってくるんです。
ユクエピラチャシ跡が16世紀から18世紀のアイヌの交易の要所だったこと、1902年に関寛斎がここへ入植してその日記や漢詩が関寛斎資料館に残っていること、そしてふるさと銀河線りくべつ鉄道が廃線の車両を動かし続けていること。この町には、過去がまだ動いているような手触りがあって、それがいいなあと思います。
北海道陸別町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- ユクエピラチャシ跡
- 阿寒
- 喜登牛山
文化財
自然公園
山