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この場所の物語
トラピストクッキーの箱を手に取ると、修道院で作られたものが、こんなにふつうに棚に並んでいるんだなあ、とちょっとうれしくなるんですよね。1896年に建てられたトラピスト修道院は、いまも農産物の加工品をつくり続けていて、暮らしのそばにカトリックの時間が静かに流れている、そういう土地なんです。
新函館北斗駅ができてから、この場所への行き来がずいぶんかわりました。新幹線で来て、上磯の漁港で水揚げされたホッキガイを買って、せせらぎ温泉でゆっくりして、また戻っていく、そういうふだんの往復がごく自然に組み立てられるんです。農業高校が相撲で全国に出るような、根っこのしっかりした農漁業の町に、新幹線の駅があるという、すこしふしぎなぐあいが、この土地のおもしろいところだと思います。
幕末に松前藩が築いた星形の戸切地陣屋跡が、いまは桜の名所になっていて、北斗陣屋桜まつりのころには堀の土手が花でいっぱいになるんです。1692年に北海道で初めて水田が開かれた場所でもあって、ふっくりんこという米が今もここで育っている、そういう長い農の記憶が、大野川のそばの風景にそっと重なっているんですよね。
北海道北斗市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 松前藩戸切地陣屋跡
- 茂別館跡
- 大沼
- 桂岳
- 新函館北斗
- 七重浜
- 清川口
- 上磯
- 東久根別
- 久根別
- 渡島当別
- 茂辺地
- 新函館北斗
- 上磯
文化財
自然公園
山
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