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この場所の物語
茅葺きの屋根が雪の重さをゆっくり受け止めている、そういう土地なんですよね。1718年に建てられた旧五十嵐家住宅を見ていると、只見川の谷間で人が暮らしを積み上げてきた時間の厚さが、じんわりと手のひらに伝わってくる気がします。
ただみ・モノとくらしのミュージアムには、この谷で使われてきた暮らしの道具が2,000点以上並んでいて、眺めているうちに、ここで自炊して、湯に入って、雪が降ったら降ったで、という毎日が案外たのしそうだな、と思えてくるんです。只見温泉の強食塩泉は只見川の河畔にあって、日帰りでさっと入れる。深沢温泉むら湯では蕎麦打ちもできるから、手を動かしながらすこし長くいたい人にも、ちゃんと居場所がある。
会津朝日岳や丸山岳を背景に、田子倉湖のダム湖が静かに光っている。Jパワー只見展示館に寄ると、この谷の水がどれほど大きな仕事をしてきたかがわかって、ふしぎでいいなあと思う。只見線で窓の外を眺めながら、おひらやイワナを食べて、夜は恵みの森のブナのことを考えている、そういうひとときが、ここにはちゃんとあるんです。
福島県只見町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 成法寺観音堂
- 旧五十嵐家住宅(福島県南会津郡只見町)
- 越後三山只見
- 丸山岳
- 会津朝日岳
- 只見
- 会津塩沢
- 会津蒲生
文化財
自然公園
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