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福島県新地町

municipality

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福島県 / 新地町
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この場所の物語

右近清水が、こんこんと湧いている。その水の豊かさが、この町の地面の底に何かがある、ということを教えてくれる気がするんです。

新地町は、太平洋と阿武隈高地にはさまれた浜通りの北の端で、仙台藩の言葉と港湾の仕事を、ずっと抱えてきた場所です。常磐線の新地駅か駒ケ嶺駅で降りると、発電所の煙突と、釣師浜の海と、鹿狼山のなだらかな稜線が、ほぼ同時に視界に入ってくる。産業と自然がこんなに近くに並んでいる土地は、そうそうないんですよね。

鹿狼の湯は、その鹿狼山の麓にある天然温泉で、登山のあとに立ち寄るのにちょうどいい。元旦の山開き式から、夏の遊海しんちの祭まで、一年じゅう何かが動いている町でもあって、ふだんの暮らしのリズムが、ちゃんとあるんだなあと感じます。新地貝塚や駒ヶ嶺城址を歩けば、この土地が積み上げてきた時間の厚みにも、すこし触れることができる。

2011年の大津波で大きな被害を受けながら、相馬地域開発記念緑地として整備された沿岸部を歩くと、前を向いて作り直してきた手つきが、地面のそこここに残っていて、それがいいなあと思うんです。

福島県新地町に泊まる

この場所の中身

この地に重なるもの

文化財 1
  • 新地貝塚  附 手長明神社跡 史跡
2
  • 新地 常磐線
  • 駒ヶ嶺 常磐線
漁港・港 1
  • 釣師浜
文化財 漁港・港