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この場所の物語
飛行機の音が、ふだんの暮らしに混じっている街というのは、そうそうないんですよね。三沢飛行場には米空軍と航空自衛隊と民間機が同じ滑走路を使っていて、その頭上を、東京や千歳へ向かう便がごく当たり前に飛んでいく。そのすこし不思議な日常が、この街の空気をつくっているんだなあと思います。
淋代海岸から太平洋無着陸横断飛行が飛び立ったのは1931年のことで、その砂浜は今も白砂青松の海岸として残っています。寺山修司記念館には詩人の遺品と演劇実験室の舞台セットが再現されていて、漁港の町に、こんなに尖った場所があるんだ、とすこし驚きます。ホッキ貝やシジミが揚がる三沢漁港のそばで、そういう歴史や表現の痕跡が静かに並んでいるのが、三沢のぐあいのよさなんです。
米軍基地のある街だから、英語の看板も、アメリカンデーの賑わいも、ごく自然にある。小川原湖のシジミ漁や、長芋・ニンニクといった農産物と、国際色のある街の空気が、変に切り分けられることなく混ざっている。古牧温泉の露天風呂「浮湯」に入りながら、あ、ここはいろんなものが同じ場所にあるんだな、とじんわり気づく、そういう土地なんですよね。
青森県三沢市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 三沢
- 三沢飛行場
- 三沢
- 平沼
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空港
漁港・港