1件の予定
十和田奥入瀬芸術祭
渓流の音が、作品の一部になる。 青森・十和田。十和田湖と、そこから流れ出す奥入瀬渓流。日本でも指折りの、美しい水の風景だ。 この自然を舞台に、芸術祭がひらかれる。 奥入瀬の流れは、…
渓流の音が、作品の一部になる。
青森・十和田。十和田湖と、そこから流れ出す奥入瀬渓流。日本でも指折りの、美しい水の風景だ。
この自然を舞台に、芸術祭がひらかれる。
奥入瀬の流れは、十四キロにわたって続く。苔むした岩、滝、ブナの森。歩くだけでも、心が洗われる。そこに、現代アートが置かれる。
自然と作品。どちらが主役か、わからなくなる。渓流の音、木漏れ日、風。すべてが、作品の一部になる。
十和田市には、現代美術館もある。草間彌生の巨大なかぼちゃ、奈良美智の作品。小さな町なのに、アートの密度が高い。
なぜ、こんな辺境に、これほどのアートが。
答えは、自然の力にある。美しい場所は、人を呼ぶ。
青森・十和田を代表する芸術祭。
碁盤の目に区画された通りをひとつ歩くと、官庁街通りのソメイヨシノがずっと先まで続いていて、整然と開拓された土地の記憶がそのまま残っているような気持ちになるんですよね。
市街地のまんなかには十和田市現代美術館があって、安藤忠雄が設計した市民図書館もすぐ近くにある。PCを開いたり、本を読んだり、ふだんの時間をそこに置けるような場所が、ちゃんと街の骨格として組み込まれているんです。
少し車を走らせると、八甲田山の山麓に蔦温泉や奥入瀬渓流温泉が点在していて、街の暮らしと湯と渓流が、思ったより近い距離でつながっているのがおもしろい。十和田バラ焼きやニンニクといった土地の食も、観光のためというより、ここで働いて食べてきた人たちのものとして、いまもふつうに並んでいます。
新渡戸稲造の記念館があり、樹齢約1100年の法量のイチョウがあり、熊野修験の歴史を持つ十和田神社がある、この場所の地層はずいぶん厚い。それでいて街の表情はどこか新しくて、アートと開拓と自然が、まだ落ち着き先を探しているみたいで、それがいいんだなあと思います。
青森県十和田市に泊まる
この地に重なるもの
- 法量のイチョウ
- 旧笠石家住宅(青森県上北郡十和田湖町)
- 十和田八幡平
- 奥入瀬渓流温泉
- みちのく温泉
- 十和田湖畔温泉
- 蔦温泉
- 八甲田山