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この場所の物語
陸奥湾の湾頭から吹きつける北東風が、この町の気候をつくってきたんですよね。野辺地漁港では、ホタテの養殖が日々続いていて、水揚げのようすがごく当たり前にふだんの風景の中にある。野辺地駅のそばには鉄道防雪林が残っていて、鉄道記念物として指定されたその林が、今も線路沿いに静かに立っているんです。
交通の要衝として北前船の時代から人や物が行き交ってきた場所なので、ここにいると、なんとなく「通過」と「滞在」のあいだにいるような感覚があります。野辺地八幡宮の本殿は県重宝に指定されていて、ちょっと歩くだけで、そういう古いものとふつうに出会えるんです。馬門温泉のまかど観光ホテルは総ヒバ造りの大浴場があって、雪の多い冬の日に、そこで体をあたためる時間は、なんともいいなあと思います。
野辺地葉つきこかぶやナマコ、河原決明茶といったものが、この土地の産として根づいていて、スーパーや直売所でそれらを手に取ると、暮らしている実感がすこしずつ積み上がっていく。1887年創設の野辺地町立図書館が今も町にあって、本を読む場所がそんなに昔からあったというのは、なんだかうれしいことだなあと思うんです。
青森県野辺地町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 野辺地
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- 北野辺地
- 有戸
- 有戸
- 野辺地
駅
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