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秋田県の他の市区町村
この場所の物語
川連漆器の艶と、いぶりがっこの煙の香りが、この土地の「ふだん」をそっと教えてくれる気がするんです。奥羽山脈と出羽山地に挟まれた盆地の南端、湯沢は、羽後国の南の玄関口として中世から人と物が行き交ってきた場所で、稲庭うどんや日本酒といった手仕事の積み重ねが、今もふつうに暮らしの棚に並んでいるんですよね。
秋ノ宮温泉郷には約40の源泉があって、5月から11月には朝市も立つから、湯に浸かって、朝の市をぶらぶらして、またPCを開く、という一日がごく自然に組み立てられるんです。白井晟一が設計した稲住温泉の建物は、ただ泊まるというより、建築そのものをじっくり見ながら過ごす時間をくれる、ちょっとふしぎな場所でいいなあと思います。
虎毛山や神室山、高松岳といった山岳が背後に連なり、栗駒自然公園も近くにある一方で、湯沢城址の力水は名水百選に選ばれていて、街なかにもそういう水のある暮らしがしみついている。稲庭城址のスロープカーで城跡まで上がると、盆地の広がりが一望できて、ここがどういう地形の上に立っている町なのか、体でわかるんですよね。豪雪地帯ならではの雪深い冬も含めて、この土地の手触りは、工芸と山と湯が重なり合った、静かで確かなものだと思います。
秋田県湯沢市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 岩井堂洞窟
- 鮞(ジ)状珪石および噴泉塔
- 栗駒
- 秋ノ宮温泉
- 虎毛山
- 神室山
- 高松岳
- 湯沢
- 三関
- 上湯沢
- 下湯沢
- 横堀
- 院内
文化財
自然公園
温泉
山
駅