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いま、この国で

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2026年11月 5件
集まり・イベント 九州
11月2日〜11月3日
おはら祭
南九州、最大の祭り。 天文館の電車通りが、踊りのゾーンにかわる。 おはら節、鹿児島ハンヤ節、渋谷音頭。 その音色に、二万人が練り踊る。 誰もが知っている、土地の唄。 総踊り。 踊り連ごとに、色とりどりの衣装。 約一・五キロの通りを、踊り
祭事 九州
11月2日〜11月4日
唐津くんち
唐津市南城内3-13(唐津神社)
獅子、兜、鯛、飛龍、浦島太郎——14台の曳山それぞれに名前があり、物語がある。 和紙を何重にも貼り重ね、漆で仕上げた巨大な漆芸品。高さ7メートル以上、 重さ2〜3トン。江戸時代から受け継がれてきた、職人の技の結晶だ。 唐津くんちは、唐
祭事 九州
11月3日〜11月3日
弥五郎どん祭り
鹿児島県曽於市大隅町岩川(岩川八幡神社)
身の丈四メートル八十五センチ。大男がひとり、年に一度だけ町へ出る。 十一月三日、鹿児島県曽於市大隅町。弥五郎どん祭り。未明の触れ太鼓で目を覚まし、昼、二十五反の梅染めの衣をまとって浜下りへ。大刀と小刀を差した姿は、朝廷に抗った隼人の首長とも
集まり・イベント 九州
11月7日〜11月8日
うすき竹宵
竹ぼんぼり、発祥の地。 臼杵の城下町に、二万本の竹の灯り。 蝋燭のあかりが、石畳の坂をふちどる。 醤油と味噌で栄えた、小さな醸造の町。 見どころは二王座。 武家屋敷と寺が並ぶ狭い坂道に、竹ぼんぼりが連なる。 やわらかな光が、暗がりの町並
祭事 九州
11月22日〜11月23日
八代妙見祭
熊本県八代市妙見町(八代神社)ほか市中心部
亀と蛇がひとつになった生き物がいる。亀蛇。土地の人は、ガメと呼ぶ。 中国から渡ってきた妙見神を、背に乗せて海を越えた。そう伝わる霊獣だ。 十一月二十三日、熊本県八代市。妙見祭の神幸行列に、そのガメが現れる。大きな頭を振り回し、走り、群衆に突
いつでも
祭事 九州
毎年11月中旬〜2月上旬
高千穂の夜神楽
宮崎県西臼杵郡高千穂町(高千穂神社ほか町内各集落)
神話が生まれた土地で、夜通し舞う。 宮崎・高千穂。天孫降臨の地とされる。神々が、地上に降り立った場所。 冬になると、各集落で「夜神楽」が始まる。氏神を民家や公民館に迎え、夕方から翌朝まで、三十三番の神楽を、夜通し舞う。 演目には、天岩戸の神
集まり・イベント 九州
毎日
国東半島芸術祭
大分県国東市・豊後高田市ほか国東半島一帯
仏の里に、現代アートが宿る。 大分・国東半島。瀬戸内海に突き出した、丸い半島。ここは古くから、山岳仏教の聖地だった。 「六郷満山」と呼ばれる寺院群。石仏。磨崖仏。千年以上、人々は山を歩き、仏に祈ってきた。 その半島に、現代アートが置かれた。
ワークショップ 九州
毎日
有田 窯元見学と絵付け体験
佐賀県西松浦郡有田町
日本の磁器は、この町から始まった。 佐賀・有田。四百年前、この地で、日本初の磁器が焼かれた。有田焼。白く、薄く、硬い。それまでの陶器とは、まるで違うものだった。 きっかけは、一人の朝鮮人陶工だった。李参平。彼が、有田で良質な陶石を見つけたこ
祭事 九州
毎年12月第2土曜日前後
都城・師走まつり
宮崎県都城市、霧島神宮ほか
12月、霧島の神が山を降りてくる。 宮崎・都城。焼酎と牛肉の産地として知られる、南九州の農業都市。観光地としては、知られていない。でも、年の瀬になると、この街は変わる。 霧島神宮の師走祭りに合わせて、神輿が街を練り歩く。奉納芸能が続く。
祭事 九州
毎年8月第1土曜
大分・府内戦紙
大分県大分市中央通り
戦国武将が、夜の大分に出てくる。 大分はかつて、府内と呼ばれた。キリシタン大名・大友宗麟の城下。南蛮文化が日本に入ってきた最初の窓口のひとつ。 その歴史を背景にした夏祭りが、府内戦紙だ。高さ10メートル近い武者の山車が、中央通りを練り歩
マーケット・市 九州
月〜土 8:00〜17:00頃(日曜・祝日定休)
博多・柳橋連合市場
福岡市中央区春吉1丁目
博多の料理人が、ここから1日を始める。 福岡・柳橋連合市場。昭和の路地が残る、業者向けの卸売市場。一般客も入れる。 玄界灘のサバ、対馬の穴子、糸島の野菜。博多の食の豊かさの源泉が、この路地にある。 午前中に来ると、プロが動いている。ラ
マーケット・市 九州
週末・祝日(通年)
宮崎・青島朝市
宮崎県宮崎市青島
南国の朝は、果物から始まる。 宮崎・青島。太平洋に面した、亜熱帯の海辺。ヤシの木が並び、青島神社がある。その周辺で、週末の朝市が開かれる。 マンゴー、日向夏、完熟トマト。宮崎の農産物は、ここで買うのが正しい。スーパーの宮崎マンゴーとは、
マーケット・市 九州
不定期(月1〜2回)
長崎・眼鏡橋蚤の市
長崎県長崎市魚の町、中島川沿い
日本最古の石造りアーチ橋のそばで、骨董市が立つ。 長崎・眼鏡橋。1634年、中国人僧侶が架けた橋。その名前は、川面に映る二つのアーチが眼鏡に見えることから来ている。 その橋のそばで、月に1〜2回、蚤の市が開かれる。中国の磁器、オランダの
集まり・イベント 九州
通年(火山活動状況により立入制限あり)
阿蘇・草千里ヶ浜
熊本県阿蘇市草千里ヶ浜
活火山のカルデラの中に、草原がある。 熊本・阿蘇。世界最大級のカルデラ。その内側に、草千里ヶ浜という草原がある。 馬が草を食む。池がある。煙が上がる火口が、すぐ近くにある。 地球が生きている場所だ。 それは比喩ではない。 文字通り、地
ワークショップ 九州
通年(砂蒸し会館 砂楽)
指宿・砂むし温泉
鹿児島県指宿市湯の浜5-25-18
砂の中に、人が埋まる。 鹿児島・指宿。薩摩半島の南端、地熱で温まった砂浜がある。 浴衣を着て砂浜に横たわる。スタッフが、砂をかける。全身が、砂に埋まる。熱い。でも、気持ちいい。 地球の熱が、体を包む。 これが温泉なのか、体験なのか、
ワークショップ 九州
通年(各工房により異なる)
久留米絣・藍染め体験
福岡県久留米市
糸から、布を作る。 福岡・久留米。九州の農業都市。ここに、200年以上続く絣の産地がある。 久留米絣は、藍で染めた糸を使う。染める前に、糸を束ねて縛る。縛った部分だけが、白く残る。その白と青の組み合わせが、絣の模様になる。 完成した布
ワークショップ 九州
通年(各窯元により異なる)
小鹿田焼・窯元体験
大分県日田市源栄町皿山
山奥に、9軒の窯元がある。 大分・日田市皿山。谷間の集落に、小鹿田焼の窯元が9軒だけある。それ以上でも、それ以下でもない。 川の力で、唐臼が動く。唐臼が、土を砕く。砕いた土で、器を作る。その器を、登り窯で焼く。全てが、この谷の中で完結し
ワークショップ 九州
通年(体験事業者により異なる)
天草・陶石採掘体験
熊本県天草市
有田焼の白さは、ここから来ている。 熊本・天草。九州西岸の島。ここに、天草陶石という原料がある。 天草陶石は、白磁を作るための石だ。有田焼、波佐見焼、伊万里焼。九州の磁器の多くは、この石を原料にしている。 有名な焼き物の産地を知ってい
ワークショップ 九州
通年(要予約)
薩摩切子・ガラス体験
鹿児島県鹿児島市
一度消えた技術が、復活した。 鹿児島・薩摩切子。幕末の薩摩藩が生み出したガラス工芸。外国人技術者を招いて作られた、西洋と日本の融合。 明治維新後、廃れた。技術が途絶えた。 でも昭和の終わりに、復活した。残された品物を研究して、材料を再
滞在プログラム 九州
通年
宮崎・綾町 有機農業体験
宮崎県東諸県郡綾町
日本で最初に、町ぐるみで有機農業を始めた町。 宮崎・綾町。宮崎市から車で30分。ユネスコのエコパークに認定されている自然の町。 1980年代から、町全体で有機農業に取り組んできた。農薬を使わない。化学肥料を使わない。その代わり、土を育て
滞在プログラム 九州
通年
長崎・小値賀島 古民家ステイ
長崎県北松浦郡小値賀町
五島列島の外れに、古民家の島がある。 長崎・小値賀島。五島列島の北に位置する、人口2000人の島。フェリーで佐世保から3時間以上かかる。 その島の古民家を改装した宿が、旅行好きの間で評判になっている。古い農家や漁師の家を、一棟まるごと借
滞在プログラム 九州
通年
熊本・南小国町 黒川温泉滞在
熊本県阿蘇郡南小国町
日本でいちばん予約が取れない温泉地に、長く滞在する。 熊本・南小国町。阿蘇の山の中、黒川温泉がある。小さな旅館が谷間に集まる、静かな温泉郷だ。 黒川温泉は、日本で最も人気のある温泉地のひとつ。でも宿の数が少ないため、予約が取りにくい。
祭事 九州
毎年4月第3金〜日
牛深・ハイヤ祭り
熊本県天草市牛深町
漁師の踊りが、日本中に広まった。 熊本・天草・牛深。天草の南端、漁師の港。ここで生まれたハイヤ節が、船とともに日本各地に伝わり、各地の民謡になったという。 北海道のソーラン節、新潟のおけさ節。それらのルーツのひとつが、この牛深にある、と
祭事 九州
毎年10月第3土・日
飫肥・城下まつり
宮崎県日南市飫肥
九州の小京都で、時代行列が歩く。 宮崎・日南市飫肥。飫肥藩の城下町。石畳の路地、武家屋敷、杉の森。この小さな街には、江戸時代がまだある。 飫肥は「九州の小京都」と呼ばれる。でも京都より静かで、人が少ない。その静けさが、本物だ。 10月
祭事 九州
毎年2月下旬〜3月上旬
知覧・ひな祭り
鹿児島県南九州市知覧町
武家屋敷の部屋に、ひな人形が飾られる。 鹿児島・知覧。薩摩藩の武家屋敷群が今も残る街。庭が美しく、石垣が続く。 3月の近くになると、その武家屋敷の中に、ひな人形が並ぶ。江戸時代から伝わる古いものも、現代のものも、各家の伝統のものも。
祭事 九州
2026年7月下旬(例年7月)
大牟田・大蛇山まつり花火大会
福岡県大牟田市(諏訪川河畔・市内会場)
大蛇が、火を吹く夏。 大牟田。かつて炭鉱で栄えたまち。夏まつりの主役は「大蛇山」。口から火花を吹く、巨大な蛇の山車。 その祭りを、花火がいろどる。炭鉱のまちの、夏の夜空。働く人びとの、汗と誇りの祭り。 大蛇の口から散る火花。空にひらく
祭事 九州
2026年7月下旬(例年7月)
長崎みなとまつり海上花火大会
長崎県長崎市(長崎港・水辺の森公園)
異国の港に、花火が映る。 長崎。鎖国の時代、唯一ひらかれていた港。坂の街、教会の街、まじわりの街。その港で、夏の花火が上がる。 水辺の森から、海上へ。すり鉢状の地形に、音がこだまする。坂の上の家々から、街じゅうが花火を見る。 オランダ
祭事 九州
2026年8月下旬(例年8月)
かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会
鹿児島県鹿児島市(錦江湾・本港区)
火の山の前で、花火が上がる。 鹿児島。錦江湾のむこうに、桜島。いまも噴煙を上げる、活火山。その火の山を背に、花火が打ち上がる。 西日本最大級、約一万五千発。湾の海上から、二尺玉が夜空にひらく。 桜島の噴火と、花火の炸裂。自然の火と、人
祭事 九州
例年10月下旬に開催。荒神輿と団車のぶつかり合い。日程は年により異なります。
伊万里トンテントン祭り
神輿と山車が、ぶつかる。 伊万里トンテントン祭り。十月、荒神輿と団車が、激しくぶつかり合う。日本三大喧嘩祭りの、ひとつ。 トンテントン、という太鼓の音が、名の由来。その音に合わせ、男たちが神輿と団車を担ぎ、突進する。組み合い、押し合い、川へ
集まり・イベント 九州
例年11月上旬〜翌春
ハウステンボス 光の王国
長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
日本一のイルミネーション、と呼ばれて久しい。 1300万球。ヨーロッパの街並み。運河をゆく光の船。 けれど、この場所の本当の主役は「距離」かもしれない。 広い。歩いても歩いても、光が続く。 テーマパークの一夜というより、光の街に滞在する感覚
祭事 九州
例年1月3日
玉せせり(玉取祭)
福岡県福岡市東区箱崎1-22-1 筥崎宮
正月三日の博多。筥崎宮。 木の玉ひとつを、締め込み姿の男たちが奪い合う。 玉せせり。500年続く、年占いの神事。 玉が陸側に渡れば豊作、浜側に渡れば豊漁。 勢い水が飛び、湯気が上がり、玉は人の波の上を転がっていく。 玉に触れると悪事災難を逃
祭事 九州
例年1月7日
鬼夜(大善寺玉垂宮)
福岡県久留米市大善寺町宮本1463-1 大善寺玉垂宮
日本三大火祭りのひとつ。1600年続く、と伝わる。 久留米、大善寺玉垂宮の鬼夜。 1月7日の夜、直径1メートル、長さ13メートルの大松明に火が入る。 6本。重さは1本1トンを超える。 締め込み姿の氏子たちが、燃えさかる松明を支え、境内を廻る
祭事 九州
例年1月中旬(四王子神社)
破魔弓祭(的ばかい)
熊本県玉名郡長洲町 四王子神社
最後は、海に入る。 有明海に面した長洲町。四王子神社の境内で、締め込み姿の男たちが、藁と麻で編んだ円い「的」を奪い合う。直径六十センチ、重さ六キロ。ばかい、とは奪い合うという意味の、この土地の言葉だ。 もみ合いは境内から出て、路上を移り
祭事 九州
例年2月の毎週金・土曜(全8夜)
山鹿灯籠浪漫・百華百彩
熊本県山鹿市 豊前街道(八千代座〜さくら湯)
町のほうに、灯りが降りてくる。 夏の山鹿では、女性たちが金灯籠を頭に載せて舞う。冬は逆になる。灯りは動かない。豊前街道、八千代座からさくら湯までのおよそ一キロに、和傘と竹の影が置かれ、数千の蝋燭がともる。歩くのは、こちらのほうだ。 和傘
祭事 九州
例年3月(田作祭7日間のうち4日目・申の日)
阿蘇神社 火振り神事(田作祭)
熊本県阿蘇市一の宮町宮地 阿蘇神社
神様の結婚式に、火を振って迎える。 阿蘇神社の田作祭は七日間ある。国龍神が毎夜ちがう社家の家に泊まり、朝と夕に神事と神楽が行われる。四日目、神職が西へ十キロほど歩いて、樫の木でつくられた妃神を迎えに行く。道中で禊をし、化粧の儀を済ませて、