集い
うすき竹宵
Usuki Takeyoi Bamboo Lantern Festival
集い · Gathering
竹ぼんぼり、発祥の地。
臼杵の城下町に、二万本の竹の灯り。
蝋燭のあかりが、石畳の坂をふちどる。
醤油と味噌で栄えた、小さな醸造の町。
見どころは二王座。
武家屋敷と寺が並ぶ狭い坂道に、竹ぼんぼりが連なる。
やわらかな光が、暗がりの町並みを浮かびあがらせる。
ゆっくりとしか、歩けない道。
般若姫の伝説。
都から帰る姫の御霊を、里人が灯りで迎える。
玉絵箱をのせた船が、港に着く。
町ぜんたいが、その出迎えになる。
坂をのぼる竹のあかり、姫を迎える里の灯。
二夜かぎりで消える、けれど心に残る町。
十一月のはじめ、第一土日。
地域と竹林を甦らせたいという願いから、平成にはじまった。
新しい祭り。けれど、町とおなじだけ古く見える。
竹と炎と、古い物語のあかり。
ONSEN
近くの、湯