祭事
熊本県八代市妙見町(八代神社)ほか市中…
八代妙見祭
Yatsushiro Myoken Festival
祭事 · Festival
亀と蛇がひとつになった生き物がいる。亀蛇。土地の人は、ガメと呼ぶ。
中国から渡ってきた妙見神を、背に乗せて海を越えた。そう伝わる霊獣だ。
十一月二十三日、熊本県八代市。妙見祭の神幸行列に、そのガメが現れる。大きな頭を振り回し、走り、群衆に突進する。沿道から歓声が上がる。
行列はおよそ千七百人。九基の笠鉾、神馬、飾馬。砥崎の河原では、飾馬が砂利を蹴って駆ける。
ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」のひとつ。九州では博多祇園山笠と、この妙見祭だけ。
前夜は御夜。アーケードに笠鉾が並び、灯りが入る。昼とは別の顔。
ガメの重さは約二百キロ。担ぎ手は交代で走る。
海を渡った神様の、上陸記念日のようなものだ。
ONSEN
近くの、湯