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この場所の物語
白砂と松林が、ずっと続いているんですよね。虹ヶ浜から室積海岸へと連なるクロマツの緑と砂浜の白は、瀬戸内海の光をやわらかく受け止めて、ふだんの散歩道がそのまま景勝地になっているような、すこしふしぎなぐあいがあります。
光市には、日本製鉄の工場と漁港と古代山城が、ごく自然に並んでいて、それがこの土地の正直な顔なんだなあ、と思います。石城山の神籠石は7世紀の防衛遺構で、山頂の石城神社の本殿は国の重要文化財。PC一台で仕事をしながら、週末に標高362メートルの山道を歩いて、そういう時間の使いかたが、ここではごく普通にできそうです。
室積温泉からは象鼻ヶ岬と室積湾が見えて、その眺めをひとりで持て余すような、静かな夜があります。カンロ飴の発祥の地という話を知ってから、コンビニで見かけるたびにこの海岸線を思い出す、そういう小さなつながりが、旅のあとにも残っていくんですよね。室積港から定期船で渡れる牛島には、カラスバトが棲んでいて、漁村の暮らしがそのままある。光市は、遠くから来た人にも、長くいる人にも、それぞれの入口を用意してくれている土地です。
山口県光市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 石城山神籠石
- 峨嵋山樹林
- 石城神社本殿
- 瀬戸内海
- 室積温泉
- 光
- 島田
- 岩田
- 光
- 牛島
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