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立山黒部・雪の大谷
道の両側に、20メートルの雪の壁が立つ。 富山・立山。標高2,450メートルの室堂平。4月にここへ来ると、雪の回廊の中を歩くことができる。 除雪車が道を切り開く。その両側に残っ…
道の両側に、20メートルの雪の壁が立つ。
富山・立山。標高2,450メートルの室堂平。4月にここへ来ると、雪の回廊の中を歩くことができる。
除雪車が道を切り開く。その両側に残った雪が、壁になる。高いところでは20メートルを超える。
人間が、どれだけ小さいか。
白い壁の中に立つと、よくわかる。
立山黒部アルペンルートは、信濃大町から富山まで山を縦断する交通路だ。ケーブルカー、トロリーバス、ロープウェイを乗り継ぐ。その途中に、雪の大谷がある。
4月の北アルプスに、まだこれだけの雪がある。
日本の冬の深さを、数字ではなく体で知る場所。
壁の高さに、見上げる。
それだけでいい。
雄山神社の三社が、山の麓から頂へと連なっているというのが、この土地のかたちをそのまま示しているんですよね。立山連峰を神体として、ふだんの暮らしと信仰と山岳がひとつながりになっている、そういう場所が立山町なんです。
常願寺川の雪解け水が田んぼをうるおして、コシヒカリや富富富の米をつくる。その水は、立山カルデラ砂防博物館が丁寧に記録してきた、気の遠くなるほどの砂防工事の歴史と表裏一体で、平野に暮らしが成り立っているんだなあ、とわかります。豪雪と侵食という厳しい自然に対して、人がずっと手を入れてきた跡が、田んぼにも博物館にも、ちゃんと残っているんです。
五百石駅の中にある図書館『みらいぶ』は、駅と本棚が同居していて、ちょっとした時間をつかいやすい場所になっています。立山博物館の教界・聖界・遊界という三つのゾーンは、山岳信仰をただ見るのではなく、歩いて体でたどる仕掛けになっていて、訪れた人がそれぞれの速度で受け取れるようになっているのが、いいなあと思います。室堂平のホテル立山やみくりが池温泉まで上がれば、高原の空気と湯が待っていて、山の上で一泊することの意味が、ここではすこし変わってくる気がします。
富山県立山町に泊まる
この地に重なるもの
- 黒部峡谷 附 猿飛並びに奥鐘山
- 称名滝
- 立山の山崎圏谷
- 雄山神社前立社壇本殿
- 立山室堂
- 旧嶋家住宅(旧所在 富山県婦負郡細入村)
- 立山室堂
- 立山砂防工事専用軌道
- 中部山岳
- 立山
- 別山
- 龍王岳
- 真砂岳
- 龍王岳
- 針ノ木岳
- 蓮華岳
- 剱御前
- スバリ岳
- 赤沢岳
- 国見岳
- 大日岳
- 立山
- 立山
- 美女平
- 黒部平
- 黒部湖
- 五百石
- 岩峅寺
- 寺田
- 榎町
- 稚子塚
- 釜ヶ淵
- 下段
- 田添
- 沢中山
- 越中泉
- 千垣
- 横江
- 寺田
- 岩峅寺