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この場所の物語
鉄道が線路を離れて、そのまま道路を走り出す。阿佐海岸鉄道のDMVが、海部川の河口あたりをするすると走る光景は、初めて見た人ならきっと目を疑うはずで、それがここ海陽町の日常なんですよね。
古代から海運交易の寄港地として人や物が行き交い、土佐日記にも名前が残るこの海の町は、いまも国道55号と太平洋がすぐそこに並んでいて、暮らしの背景がいつも海なんです。大手海岸では波が立てばサーファーが出てきて、道の駅宍喰温泉に立ち寄れば、地下深くから湧くナトリウム-炭酸水素塩泉で、しっかり走った体をほぐすことができる。
宍喰浦の化石漣痕や、母川のオオウナギ生息地のように、地面のすぐそこに古い時間が静かに残っていて、散歩のついでにそういうものと出会えるのが、ここでの暮らしのおもしろいところだと思うんです。木材や刀剣といった産業の記憶と、世界初のDMVという新しい試みが、同じ町の中でなんとなく共存していて、すこしふしぎでいいなあと感じます。
徳島県海陽町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 宍喰浦の化石漣痕
- 母川オオウナギ生息地
- 鈴が峯のヤッコソウ発生地
- 室戸阿南海岸
- 宍喰温泉
- 阿波海南
- 阿波海南
- 宍喰
- 浅川
- 海部
- 鯖瀬
文化財
自然公園
温泉
駅