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この場所の物語
東シナ海の水が、あんなふうに青くなるとは思っていなかったんですよね。真栄田岬の断崖の下、太陽光が海水を透かして洞窟の中を照らすとき、その青さはすこし、ふしぎな色をしているんです。
恩納村の地形は南北に細長く、村の面積の大部分が恩納岳をはじめとする山がちな土地で、国道58号沿いの西海岸だけが海と空に向かって開いている。その細い帯のなかで、海ぶどうやモズクを育てる漁業と、リゾートの暮らしとが、ちゃんと並んで息をしているんです。前兼久や真栄田の漁港に船が戻るふだんの朝と、万座毛の琉球石灰岩の断崖に立つ観光の昼とが、おなじ村の一日のなかにあるのが、いいなあと思う。
1989年から続くサンゴ移植の活動と、2018年の「サンゴの村」宣言は、この村が海をどう扱いたいかを、言葉にしたものなんですよね。恩納村文化情報センターの三階から沖縄海岸国定公園を眺めながら、本を読んで過ごす午後もある。沖縄科学技術大学院大学の研究者たちが村に根を張って暮らしているように、ここには、訪れるだけじゃない時間の使い方が、ちゃんと用意されているんです。
沖縄県恩納村に泊まる
この場所の中身
島の上にあるもの
- 仲泊遺跡
- 国頭方西海道
- 山田城跡
- 沖縄海岸
- 恩納岳
- 前兼久
- 真栄田
文化財
自然公園
山
漁港・港