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この場所の物語
聖高原駅のホームに降り立つと、篠ノ井線の音が山にすっと吸い込まれて、あとは静かなんですよね。標高を超えた高原の空気と、宮川が刻んだ急峻な谷の気配が、すぐそこにある。
麻績村は、江戸の北国脇往還の宿場として人が行き交った場所で、その記憶が麻績神明宮の境内にひっそりと残っています。伊勢神宮の分霊を祀るこの社の静けさは、観光案内には載りにくい種類の、ふだんの暮らしの奥にある落ち着きなんです。法善寺が信濃三十三観音霊場の第1番札所であることも、どこか旅の起点らしくて、いいなあと思う。
聖湖のほとりを歩いていると、火山性の堰止湖という来歴が、水のいろに少しにじんでいる気がします。聖高原の野菜を手に入れて、別荘地の台所で自炊する、そういうふだんの時間が、この村ではごく自然に成立するんです。聖博物館に戦艦陸奥の砲身とF-104戦闘機が並んでいるのも、山の村の静けさとの落差がおもしろくて、ちょっとふしぎでいいなあと思う。
長野県麻績村に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 神明社
- 神明社
- 神明社
- 神明社
- 神明社
- 聖高原
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