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この場所の物語
黒毛和牛と豚肉を育てる農家の暮らしが、この内陸の台地にはふつうにあるんです。シラス台地の丘陵地に畑が続いて、サツマイモや白菜が土の中でゆっくり育っている、そういう景色が日常の背景になっている場所、それが曽於市なんですよね。
溝ノ口洞穴は、火砕流が固まってできた地層の中に口を開けていて、国の天然記念物に指定されています。地面の下にこういう空間があるんだなあ、と、ちょっと立ち止まって考えたくなる場所です。岩川八幡神社の弥五郎人形行事は11月3日に、住吉神社の流鏑馬は11月23日に、それぞれ今も続いていて、薩摩藩の郷制から続く地域の骨格が、暮らしの中にそのまま残っているのがわかります。
都城圏の静かな側にある土地だから、人の往来が多いわけではないけれど、焼酎や蜂蜜といった特産品が棚に並ぶ地元の店に入ると、ここで続いてきた時間の厚みがすこし見えてくるんです。
鹿児島県曽於市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 溝ノ口洞穴
- 北俣
- 大隅大川原
- 財部
文化財
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