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この場所の物語
瀬月内川が谷底を静かに南北に流れ、その両側を北上山地の丘陵がぐるりと囲んでいる。九戸村は、そういう地形の村なんですよね。平野部は少なくて、山と川がすぐそこにある、こぢんまりとした盆地の暮らしです。
南部箒や南部箪笥といった手仕事の品が、ふだんの暮らしの中から生まれてきた土地で、甘茶の生産や黒炭づくりも、山の恵みをそのまま仕事にしてきた積み重ねがある。黒山の昔穴遺跡や九戸政實の名が残すように、この谷底にはずいぶん長い人の時間が沈んでいて、そこを歩くと、ちょっとした発見がいくつも待っています。
折爪岳では夏になると、ヒメボタルが山をうめるように光るそうで、全国からカメラマンが集まってくる。道の駅おりつめが村の玄関口になっていて、高速の九戸ICからもアクセスできる。鉄道は村内を通っていないぶん、車で動ける人には、この静けさがそのままゆっくり手に入るんです。
岩手県九戸村に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 黒山の昔穴遺跡
文化財