image · pastoral × balanced (proxy)
岩手県の他の市区町村
この場所の物語
岩手山の裾野に、住宅地と牧草地がゆるやかに混ざり合って広がっている。盛岡のベッドタウンとして発展してきた滝沢は、駅の周辺に暮らしの密度があって、でもすこし歩けば北上川や雫石川の流れる農村的な風景に出るんです。都市と野のあいだを、ふだんの買い物や散歩で行き来できる、そのぐあいが、ここに住む人のリズムをつくっているんだなあと思います。
チャグチャグ馬コの鈴音が、この土地の記憶の芯にある。鬼越蒼前神社を出発地点として馬の無病息災を祈願するこの行事は、農業と畜産が暮らしの土台だった時代から続いていて、南部駒という言葉とともに、土地の底に静かに根を張っています。訪れた人がその鈴の音を耳にしたとき、岩手山高山植物帯の広がる山の気配と重なって、ここにしかない時間の層を感じるんじゃないかと思うんです。
長く滞在するほど、この土地のふしぎな二重性がわかってくる。盛岡に隣接しているから生活の利便はある、でも市制施行から日が浅いこの場所には、まだ整いきっていない余白があって、それがかえって自分のペースで暮らしを組み立てる余地になっているんですよね。
岩手県滝沢市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 岩手山高山植物帯
- 十和田八幡平
- 滝沢
- 巣子
- 大釜
- 小岩井
文化財
自然公園
駅