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土浦全国花火競技大会
花火師の、本気を見る。 大正十四年から続く競技大会。全国から選ばれた煙火師が、内閣総理大臣賞をめざす。秋の夜空が、審査の舞台になる。 スターマイン、十号玉、創造花火。三部門すべ…
花火師の、本気を見る。
大正十四年から続く競技大会。全国から選ばれた煙火師が、内閣総理大臣賞をめざす。秋の夜空が、審査の舞台になる。
スターマイン、十号玉、創造花火。三部門すべてが真剣勝負。ここで勝った花火が、翌年の夏、日本じゅうの空に上がる。
秋に見る花火は、夏とちがう。澄んだ空気のなか、光がより遠くまで届く。
見上げているのは、来年の花火界。その答えが、ひと晩で決まる。
霞ヶ浦のほとりに、レンコン畑がつづいている。水のそばで育ったものを食べ、水のそばで暮らしてきた人たちの時間が、土浦という土地にはゆっくりと積み重なっているんですよね。上高津貝塚のあたりに立つと、縄文の人たちもこの水辺で同じように日々を送っていたんだなあ、とすこし不思議な気持ちになります。
土浦城の跡に建つ市立博物館では、土屋家の刀剣や茶道具を見ることができて、大名文化がこんなに身近に残っているんだ、とおどろくんです。亀城公園と博物館がひとつながりになっていて、散歩しながらそのまま展示室に入れるぐあいが、ふだんの暮らしにちょうどよくなじんでいます。JR常磐線で東京から一時間ほど、PCを開ける場所を探しながら町を歩くうちに、水運で江戸と結ばれていた頃の道筋がまだ残っているのに気づいたりします。
秋になると土浦全国花火競技大会があって、霞ヶ浦の水面ごしに打ち上げられる花火を、町じゅうのひとが見上げます。ツェッペリンカレーという、この土地の歴史からうまれたちょっと個性的な一皿もあって、食べてみると土浦のことがまたすこし、わかる気がするんです。
茨城県土浦市に泊まる
この地に重なるもの
- 上高津貝塚
- 旧茨城県立土浦中学校本館
- 水郷筑波
- 土浦
- 荒川沖
- 神立
- 沖宿