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この場所の物語
佐保神社の石畳のそばに暮らしがある、というのが加東市のふだんの感じなんですよね。門前町として育ったこの土地は、神社の境内と商店と住宅地がごく自然にとなり合っていて、歴史がとくに気張らず、日常のなかに混じっている。
山田錦の田んぼが広がる内陸の丘陵地を、JR加古川線がゆっくり横切っていく。播州織や播州針という、指先でつくる産業がこの土地に根付いていることも、なんとなく土地の気質と重なるような気がする。東条湖のほとりに立つと、水と農と手仕事が、ずっとここにあり続けてきたことが、すこしわかる。
滝野温泉ぽかぽの洞窟風呂で湯につかったあと、加東市立図書館で本を借りて帰る、という一日が成立するのがいいんです。コスミックホールでは日本木管コンクールが開かれるほどの音響があって、山の中の静かな場所に、そういう本格的な場がそっとある。なにかを深めたい人が、ここでは案外ちょうどいい速さで暮らせそうだなあ、と思う。
兵庫県加東市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 朝光寺本堂
- 朝光寺鐘楼
- 住吉神社本殿
- 若宮八幡宮本殿
- 社町
- 滝野
- 滝
文化財
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