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兵庫県の他の市区町村
この場所の物語
丹波霧が谷を埋める朝、加古川と由良川の水がそれぞれ別の海へと向かう分水界が、海抜のごく低いところにひっそりとあるんですよね。瀬戸内と日本海のあいだで、水がそこで静かに別れていく、というのがなんだかふしぎでいいなあと思うんです。
柏原陣屋の石垣を横目に歩けば、江戸の陣屋町の骨格がまだちゃんと残っていて、ふだんの買い物道と歴史の道が同じ舗装の上にあったりする。1885年竣工の洋風建造物がいまは「たんば黎明館」として使われているように、丹波市では古いものが博物館にしまわれるのでなく、生活のそばで息をしているんです。長くここにいると、そういう積み重なり方が体になじんでくる。
丹波布伝承館では、手紡ぎ・手織りの丹波布の技術を今も引き継いでいて、糸の細さや色の落ち着き具合を直接手で確かめられるんです。木の根橋のケヤキが川に自然の橋を渡しているのを見ると、人が手を入れたのか自然がそうしたのか、境目がよくわからなくなる。この土地の手触りは、そういうあいまいさの中にあるんだと思います。
兵庫県丹波市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 三ツ塚廃寺跡
- 柏原藩陣屋跡
- 黒井城跡
- 八幡神社本殿及び拝殿
- 旧友井家住宅(兵庫県氷上郡山南町)
- 高座神社本殿
- 柏原
- 黒井
- 石生
- 谷川
- 市島
- 丹波竹田
- 下滝
- 久下村
- 谷川
文化財
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