image · coastal × balanced (proxy)
兵庫県の他の市区町村
この場所の物語
塩の白さが、この町の記憶をつくってきたんですよね。赤穂の塩は、揚浜式から入浜式、流下式へと、長い年月をかけて作り方を変えながら、瀬戸内の海水をゆっくり結晶させてきた。その塩で仕込んだ坂越牡蠣を食べると、海と陸のあいだで人が働いてきた時間が、すこし舌にのってくる気がするんです。
赤穂城跡の石垣を歩いて、大石神社に手を合わせて、花岳寺の義士墓の前に立つ。そういう一日のうごきが、ごく自然にできてしまう町なんです。歴史の舞台が観光用に切り取られているのではなく、ふだんの道の延長線上に、ちゃんとある。赤穂緞通や赤穂雲火焼といった工芸も、そういう積み重ねのなかから出てきたものだから、手に取ったときの重さがちがう。
坂越の港には、北前船が寄った頃の記憶が残っていて、10月の船祭りには重要無形民俗文化財に指定された行事が今も続いている。赤穂温泉で湯につかりながら、瀬戸内の水平線をぼんやり眺めていると、この場所が海と川と塩田によって形づくられてきたことが、じんわりわかってくる。グッドデザイン賞を受けた市立図書館で本を広げる午後も、なんだかいいんですよね。
兵庫県赤穂市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 大石良雄宅跡
- 赤穂城跡
- 旧赤穂城庭園 本丸庭園 二之丸庭園
- 田淵氏庭園
- 生島樹林
- 瀬戸内海
- 赤穂温泉
- 播州赤穂
- 坂越
- 天和
- 有年
- 備前福河
- 坂越
- 福浦
文化財
自然公園
温泉
駅
漁港・港