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この場所の物語
有珠山の火口を間近で歩けるんですよ、この土地は。噴火のたびに地形ごと書き換えられてきた場所が、支笏洞爺国立公園の自然保護区として残っていて、その迫力は足元の地面から伝わってくるんですよね。
洞爺湖温泉の湖畔には足湯や遊歩道があって、とうや湖ぐるっと彫刻公園の野外作品を眺めながら、ゆっくり歩く時間がとれるんです。遊覧船の発着場もあるから、湖の上からこの火山台地を眺めるという、ちょっとふしぎな午後が過ごせます。月浦ワイナリーで地元の葡萄から作られたワインを手に取るのも、この土地のふだんの楽しみのひとつで、農業と漁業と観光が、案外ちかい距離で並んでいるんだなあと気づきます。
入江・高砂貝塚の出土品が展示された入江高砂貝塚館に立ち寄ると、縄文時代の前期末からここに人が暮らし続けてきたことが、静かに伝わってきます。虻田の漁港でホタテやウニが水揚げされ、わかさいもが土産物として並ぶ、その連なりの先に世界遺産の貝塚があるというのは、なんだか落ち着く話なんですよ。火山と湖と縄文と、それぞれが別々でなく、ひとつの土地の重なりとして手のひらに乗ってくる感じがして、長く滞在するほどその重さがわかってくる場所だと思います。
北海道洞爺湖町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 北海道・北東北の縄文遺跡群
- 入江・高砂貝塚
- 支笏洞爺
- 洞爺湖温泉
- 洞爺
- 虻田
文化財
自然公園
温泉
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