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この場所の物語
菓子店が何軒も並ぶ通りを、砂川スイートロードと呼ぶんですよね。かつて石炭を掘り出した土地が、いまはバターや小麦粉の香りをまとって、ふだんの暮らしのなかに甘いものをそっと置いている。その転換のしかたが、なんだかこの街の気質をよく表しているなあ、と思うんです。
石狩川と空知川が近くで合流する地形のせいか、水と緑がそこかしこにあって、北海道子どもの国には約80科255種の樹木が育っています。都市公園の面積がひとりあたり全国でも際立って広い水準にあるのは、数字というより、散歩しながら体で感じることのできる余白として残っています。PCを持ち込んで一日いても、外に出たくなる公園があるというのは、じわじわとうれしいことなんですよ。
道央自動車道の砂川ハイウェイオアシスや、JR函館本線の砂川駅があって、移動の結節点としてちょうどいいぐあいに開いている街でもあります。砂川市立病院が中空知の医療の中核を担っていることも、長くここに暮らすことを考えるとき、静かに背中を押してくれる事実です。石炭の記憶と菓子の現在と、たっぷりした緑とが、ごく自然に同じ場所に同居しているんです。
北海道砂川市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 砂川
- 豊沼
駅