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この場所の物語
オホーツク海から押し寄せる流氷が、ある冬の朝には港のすぐそこまで来ているんですよね。ガリンコ号が切り開いた航路を、白い氷の板がゆっくりと埋め直していく、そういう景色が紋別にはあって、見ているだけで、なんだか地球のふだんの仕事を覗いてしまったような気持ちになります。
道の駅オホーツク紋別の厳寒体験室では、流氷の冷たさをそのまま閉じ込めた空気に触れることができて、体でわかる、というのはこういうことだなあ、と思います。オホーツクとっかりセンターでは、傷ついたゴマフアザラシが治療を受けて、また海へ戻っていく。日本でここだけの場所なんです。
イオン紋別店で買い物をして、ホタテやホッケを手に取って、夕方に紋別灯台のある公園を散歩する、そういうふだんの一日がちゃんと成り立つ町でもあって、羽田からの空路が、この場所をぐっと近くにしてくれています。酪農の風景が内陸に続き、漁業と農の両方が食卓に乗っかってくる、そのバランスがなんともいいんですよね。
北海道紋別市に泊まる