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美瑛・丘のパノラマライドツアー
なだらかな丘が、どこまでも続く。 北海道・美瑛。上川盆地の農村。ヨーロッパの田園風景に似ていると言われるが、それは違う。これは北海道にしかない。 小麦、じゃがいも、ひまわり、ラ…
なだらかな丘が、どこまでも続く。
北海道・美瑛。上川盆地の農村。ヨーロッパの田園風景に似ていると言われるが、それは違う。これは北海道にしかない。
小麦、じゃがいも、ひまわり、ラベンダーの畑が、丘のうねりに沿って広がる。色の帯が、地平線まで続く。
自転車で走ると、その大きさがよくわかる。車だと速すぎる。歩くには広すぎる。自転車がちょうどいい。
写真で見た景色より、本物の方がずっと大きい。それに驚く。毎回、来た人が言う。
富良野のラベンダーと合わせて来る人が多い。でも美瑛の丘は、ラベンダーがなくても美しい。むしろ、なくても来るべき場所だ。
農業が、風景になっている。
その豊かさを、ここで見てほしい。
畑の色が、毎年ちがうんですよ。アスパラガスや小麦やてん菜が、その年その年の作付けで丘の模様を塗り替えていく。「パッチワーク」と呼ばれるのも、なるほどと思う。美瑛の丘は、農家の人たちが毎日働いているうちに、気づいたらあんな景色になっていた、という感じがするんです。
白金温泉のあたりまで足を伸ばすと、十勝岳の山麓にある「白ひげの滝」が岩の隙間からしぶきを落としていて、その先の青い池は、水酸化アルミニウムが光に反応して、ほんとうに青い。火山泥流の対策でできた堰堤に水が溜まったのが始まりだというから、人の暮らしと自然の働きが、いっしょになってできた場所なんですよね。道の駅びえい「白金ビルケ」では地ビールや地場の農産物が並んでいて、山のなかにいながら、ふだんの買い物ができるぐあいがいいなあと思います。
拓真館には、前田真三が自ら開いたギャラリーがあって、丘の連作がずっと展示されている。天文台のある「美宙」では、口径40センチのカセグレン式反射望遠鏡で夜空を見せてくれる。大雪山と十勝岳連峰に囲まれた場所で、昼は畑を眺めて、夜は星を見る、というのが、ここの時間のつかい方として、すごくしっくりくるんです。
北海道美瑛町に泊まる
この地に重なるもの
- 大雪山
- 大雪山
- コタン温泉
- 大雪山
- 十勝岳
- 美瑛岳
- 美瑛
- 北美瑛
- 美馬牛