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この場所の物語
舞茸やエノキダケをつくる菌床の棚が、山林に囲まれた町の産業を静かに支えている、そんなふだんの光景がここにはあるんです。上川盆地の北東端、石狩川と愛別川がちょうど出会うあたりに、愛別町はすっぽりと収まっていて、町域の大半が山林というのも、なんとなく納得できる地形なんですよね。
協和温泉の単純炭酸泉に浸かって、きのこ料理のフルコースをゆっくり食べる、そういうひと晩の使い方が、ここではごく自然にできてしまうんです。石垣山の柱状節理の岩壁を眺めながら散歩したり、愛別ダムに隣接するキャンプ場でPCを開いたりと、山と川が近い暮らしのぐあいが、すこしずつ体に入ってくる感じがあります。
年末になると愛別神社に重さ600kgのジャンボしめ縄が吊られて、正月にはそれがライトアップされるんだそうで、1895年に和歌山・岐阜・愛知から入植した人たちの子孫たちが今も続けているお祭りのひとつなんですよね。愛別岐阜獅子神楽という町の文化財も残っていて、遠くから来た人が「なぜここに岐阜の獅子が?」と首をかしげる、そのふしぎさが、この町の手触りをいちばんよく表しているかもしれないなあ。
北海道愛別町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 中愛別
- 安足間
- 愛別
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