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群馬県の他の市区町村
この場所の物語
吾妻川のほとりに立つと、岩をえぐるように流れる水の音が、思ったよりずっと近くに聞こえてくるんですよ。吾妻峡の岩肌は、ふだん見慣れた川の顔とはすこし違って、ごつごつと、でも落ち着いた手ざわりをしている。
岩櫃城跡は、山ひとつがそのまま城だったんだなあ、と思わせる場所で、真田氏がここに目をつけた理由が、登りながらじわじわとわかってくる。こんにゃくや山菜が道の駅あがつま峡の直売所に並ぶ午前中の光景は、農の時間がいまも続いているんだ、ということを、おだやかに教えてくれる。ここで数日を過ごすなら、そういうふだんの棚の前で、ちょっと長く立ち止まってみるといいんですよね。
川中温泉かど半旅館は、山あいに一軒だけある宿で、湯の存在感がとびきり静かなんです。浅間隠温泉郷まで足を伸ばせば、温川や薬師の湯など、それぞれ顔の違う湯に出会えて、湯めぐりというより、谷めぐりをしているような気分になる。樹齢千年の原町の大ケヤキが、集落のすみにただそこにある、という事実だけで、この土地の奥行きがすこし、ふしぎでいいなあと感じられるんです。
群馬県東吾妻町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 岩櫃城跡
- 吾妻峡
- 原町の大ケヤキ
- 吾妻峡温泉
- 榛名山
- 岩島
- 矢倉
- 群馬原町
- 郷原
文化財
温泉
山
駅