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この場所の物語
利根川と渡良瀬川が、ゆっくりと体を寄せ合うようにして合流するあたり、板倉町の大地はとても平らで、どこまでも空が広い。稲作やキュウリ畑が続くその景色は、首都圏への通勤電車が走る東武日光線の沿線にあるとは、ちょっと信じがたいくらいなんです。
雷電神社の境内には、雷除けと電気安全の守護神として、ふだんの暮らしのすぐ隣に信仰が息づいていて、そのあたりまえさがいいなあと思う。渡良瀬遊水地のラムサール条約に登録された広大な湿地は、野鳥や植生の宝庫で、わたらせ自然館に並ぶ蝶や昆虫の標本を眺めていると、この土地の生きものの多様さに、すこし、ふしぎな気持ちになります。
ナマズの天ぷらやナマズのたたき揚げという、川と人との長いつきあいを感じさせる食べものがあって、群馬の水郷の揚舟ツアーでは、谷田川の水面をゆっくり移動しながら、この土地の手ざわりを体でたしかめることができる。三県境という、平地にある珍しい地点が渡良瀬遊水地の南西にあって、地図と足元がぴたりと一致する、あの感じも、ここならではなんですよね。
群馬県板倉町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 利根川・渡良瀬川合流域の水場景観
- 雷電神社末社八幡宮稲荷神社社殿
- 板倉東洋大前
文化財
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