3件の予定
会津まつり
敗者の町が、誇りを忘れない。 福島・会津若松。会津まつり。鶴ヶ城を背景に、藩公行列が町を練り歩く。 会津は、幕末の戊辰戦争で、最後まで幕府側として戦った。そして、敗れた。 少年たち…
敗者の町が、誇りを忘れない。
福島・会津若松。会津まつり。鶴ヶ城を背景に、藩公行列が町を練り歩く。
会津は、幕末の戊辰戦争で、最後まで幕府側として戦った。そして、敗れた。
少年たちの部隊・白虎隊。彼らは、城が燃えていると思い込み、飯盛山で自刃した。十六、十七の若さで。誤解だった。城は、まだ落ちていなかった。
まつりでは、その白虎隊にちなんだ剣舞が奉納される。
勝った側の歴史は、教科書に残る。負けた側の歴史は、土地が覚えている。
会津の人々は、負けたことを恥じない。最後まで筋を通したことを、誇りにする。
行列の甲冑が、秋の日に光る。
福島・会津を代表する秋祭り。
会津・絵ろうそくまつり
2月の会津に、花が咲く。 ろうそくの花だ。 会津の絵ろうそくは、漆塗りの台座に牡丹や菊が描かれた工芸品。その炎が、冬の城下町の各所に灯される。鶴ヶ城の石垣のそばに。御薬園の池の…
2月の会津に、花が咲く。
ろうそくの花だ。
会津の絵ろうそくは、漆塗りの台座に牡丹や菊が描かれた工芸品。その炎が、冬の城下町の各所に灯される。鶴ヶ城の石垣のそばに。御薬園の池のほとりに。白虎隊が散った飯盛山に。
雪の上で、色とりどりの炎が揺れる。
会津は武士の街だ。悲しい歴史を持つ。明治維新で賊軍と呼ばれた街。その記憶は、今も深い。
厳しさの中に美しさがあった街が、2月の夜、ろうそくを灯す。その組み合わせが、会津らしい。悲しみと美しさは、矛盾しない。
寒い夜だ。でも、炎は消えない。
どんな吹雪が来ても、このろうそくは揺れながら立っている。
会津の冬の、もうひとつの答え。
会津・七日町朝市
200年以上、同じ場所で続いている朝市。 福島・会津若松・七日町。大正・昭和の建物が残る商店街。その街に、毎週日曜の朝、市が立つ。 野菜、漬物、地元の食材。会津の農業の産物が、…
200年以上、同じ場所で続いている朝市。
福島・会津若松・七日町。大正・昭和の建物が残る商店街。その街に、毎週日曜の朝、市が立つ。
野菜、漬物、地元の食材。会津の農業の産物が、変わらない場所に並ぶ。
200年以上続いているということは、その間、戦争があり、震災があり、それでも市は続いてきたということだ。
会津の人たちが、毎週ここに来る。観光客も来る。でも主役は、地元の人たちだ。
七日町の建物は、昭和の映画に出てきそうな雰囲気を持っている。その街並みの中で、朝市を歩く。
時間の重なりを感じる場所だ。
会津は、歴史が重い街だ。でも朝市の空気は、軽くて、温かい。
日曜の朝、会津へ来てほしい。
会津塗の椀を手に持つと、その重さがすこし、ちょうどいいんですよね。漆の黒と朱が、ふだんの食卓にも、特別な日にも、どちらにも馴染んでしまう。そういう、力を抜いた豊かさが、この盆地の町にはあるんだなあと思います。
東山温泉の湯川沿いに夕方歩くと、旅館の灯りが水面にゆらいでいて、PCを閉じた夜の時間を、ここで過ごすのはいいなあと感じます。会津若松駅から磐越自動車道を使えば郡山にも新潟にも出られるから、ここを拠点にして、ふだんの仕事を続けながら暮らすことも、案外むずかしくないんです。
鶴ヶ城のそばに立つと、戊辰戦争や白虎隊の話が、教科書の外に出てきて、自分のすぐ隣に並んでくる感じがします。會津壹番館の建物に野口英世の青春が残っていたり、御薬園に約400種の薬用植物が今も育っていたり、歴史がちゃんと生きている町なんです。起き上がり小法師を一つ手に取ってみると、何度でも起き上がるその形が、この町の気質を、そのまま言い当てているような気がします。
福島県会津若松市に泊まる
この地に重なるもの
- 大塚山古墳
- 旧滝沢本陣
- 若松城跡
- 会津松平氏庭園
- 赤井谷地沼野植物群落
- 高瀬の大木(ケヤキ)
- 延命寺地蔵堂
- 八葉寺阿弥陀堂
- 旧滝沢本陣横山家住宅(福島県会津若松市一箕町)
- 旧正宗寺三匝堂
- 旧滝沢本陣横山家住宅(福島県会津若松市一箕町)
- 会津東山温泉向瀧庭園
- 磐梯朝日
- 東山温泉
- 芦ノ牧温泉
- 西若松
- 西若松
- 会津若松
- 芦ノ牧温泉
- 南若松
- あまや
- 芦ノ牧温泉南
- 大川ダム公園
- 門田
- 七日町
- 会津本郷
- 会津若松
- 堂島
- 広田
- 東長原