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この場所の物語
会津本郷焼の窯元が並ぶ通りを歩くと、土と釉薬のにおいが、ふだんとちがう速さで鼻を通り抜けていくんですよね。1593年に起源をもつ焼き物の産地として、この町の手仕事は今も宮川の流域に根づいていて、龍興寺の国宝や向羽黒山城跡のような重なりと一緒に、ゆっくり読み解いていける奥行きがあります。
JR只見線の会津高田駅や新鶴駅で降りると、稲作の平野と山間地がそのまま目の前に広がって、磐越自動車道の新鶴スマートICからも入れるので、拠点を持ちながら行き来するぐあいに使いやすい土地でもあります。阿賀川の河畔にある会津本郷温泉・湯陶里で湯に入ったあと、高田梅や新鶴ワインをすこし買って帰る、そういうふだんの動きが、ここではごく自然に組み立てられるんです。
伊佐須美神社のあやめ祭りや会津本郷せと市のような祭事が、農村の暦とぴったり重なって続いているのも、この町のおもしろいところで、焼き物を手に取りながら、その器がどんな土から来たかを考えはじめると、旅がすこし、ふしぎな読書みたいになってきます。
福島県会津美里町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 向羽黒山城跡
- 弘安寺旧観音堂厨子
- 法用寺本堂内厨子及び仏壇
- 常福院薬師堂
- 福生寺観音堂
- 高湯温泉
- 会津本郷温泉
- 会津高田
- 新鶴
- 根岸
文化財
温泉
駅