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福岡県の他の市区町村
この場所の物語
追い出し猫の置物が、どこかの棚にちょこんと座っているような町なんですよね、宮若市は。福岡市と北九州市のちょうど中間に位置して、どちらからも車でさほどかからないのに、犬鳴山の連峰に囲まれた盆地の中にいると、ふだんの都市の速度とはすこし違うぐあいで、じぶんの時間が動いている気がするんです。
旧校舎を使った宮若市石炭記念館には、貝島炭礦の時代の坑道や蒸気機関車がそのまま残っていて、働く人たちの暮らしの重さが、展示ケースの向こうからこちらに伝わってくる。いまはトヨタ自動車九州をはじめとする自動車関連の産業が集まる土地になっていて、その落差というか、地層の厚みを歩きながら感じられるのが、この場所のおもしろさだと思うんです。
所田温泉でひと湯浴びて、若宮みそを使った自炊の夕ごはんを考えながら帰る、そういうふだんの一日がちゃんと成立する場所でもある。清水寺の竹灯籠や宮若ほたる祭のような行事が年に折々あって、暮らしのリズムにそっと節目をつくってくれるのも、いいなあと思います。
福岡県宮若市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 竹原古墳
- 所田温泉
- 犬鳴山
文化財
温泉
山