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この場所の物語
白壁と土蔵が並ぶ筑後吉井の通りを歩くと、江戸の商家がそのまま生活に溶け込んでいる、そのぐあいがおもしろいんですよね。明治の大火のあとに建て直された土蔵造りの建物が、いまも162軒、保存地区として現役の町並みをつくっている。吉井しらかべ楽市楽座のような催しが通りに出る日は、ふだんの静けさとは少し違う空気が流れていて、それもまたいいんです。
耳納山麓から筑後川の中流域にかけて、ブドウやモモや梨が育つ果樹の里でもあって、道の駅うきはに並ぶ果物は、この土地が農業を暮らしの中心に置いてきたことをそのまま伝えてくれます。一の瀬焼という焼き物も地元で続いていて、土と炎でできた器を手に取ると、この山あいの暮らしの質感がすこし伝わってくる気がします。
筑後川温泉や吉井温泉は国民保養温泉地として川沿いに静かに存在していて、PCを閉じてぼんやり湯につかる時間を、この土地は自然に用意してくれているんです。久大本線の筑後吉井駅から歩ける白壁の通り、調音の滝公園の水音、浮羽稲荷神社の91基の鳥居が山の斜面に連なる景色——それぞれが、日本の地方の手触りを、案内板なしでそのまま見せてくれる場所だと思います。
福岡県うきは市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- うきは市新川田篭
- うきは市筑後吉井
- 塚花塚古墳
- 屋形古墳群 珍敷塚古墳 鳥船塚古墳 古畑古墳 原古墳
- 日岡古墳
- 楠名・重定古墳
- 平川家住宅(福岡県浮羽郡浮羽町)
- 平川家住宅(福岡県浮羽郡浮羽町)
- 耶馬日田英彦山
- 吉井温泉
- 筑後川温泉
- 筑後吉井
- うきは
- 筑後大石
文化財
自然公園
温泉
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