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この場所の物語
博多なすの青い茎が、平野の畑のあちこちにすっと立っている、そういうふだんの光景からみやま市ははじまるんですよね。矢部川の水運で宿場として栄えた記憶を土台に、米作りとハウス農業、海苔の養殖、そして菊美人や玉水といった酒造りが、いまも地域の骨格をつくっている。
女山神籠石は、7世紀に築かれた古代山城の跡で、女山史跡森林公園として残されているんですが、そこを歩くと、この土地がずいぶん長いあいだ、ここにあったんだなあと、しみじみ感じます。江浦の漁港や筑後乃国阿蘇神社の御田植祭、八坂神社の大人形と大提灯、そういうものが、暮らしのそばにさりげなく置いてある。
ゼロウェイスト宣言、ゼロカーボンシティ宣言という言葉が、この実直な農漁業の町から出てきているのが、なんだかいいんです。長田鉱泉場の含鉄炭酸泉をひとくち飲みながら、みやま市立図書館で午後をすごす、そんなふつうの一日が、ここではちゃんと組み立てられる気がするんですよ。
福岡県みやま市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 女山神籠石
- 石神山古墳
- 清水寺本坊庭園
- 新舟小屋のクスノキ林
- 瀬高
- 開
- 江の浦
- 南瀬高
- 渡瀬
- 江浦
文化財
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