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この場所の物語
松原と砂丘が海に向かってひらけた土地に、製材所と製紙工場の記憶がひっそり重なっているんですよね、古賀というところは。明治から大正にかけて木を切り、紙を漉き、醤油を仕込んできた産業の厚みが、ふだんの住宅街の奥にちゃんと息づいている。
JR鹿児島本線で福岡市内へ出るのに時間がかからないから、ここにPCを開ける場所を持ちながら、必要なときだけ都市へ行く、という暮らしのつくり方がすんなり想像できます。薬王寺温泉で一日の終わりを整えて、サンフレアこがの図書館で午後をつぶす、そういうふだんの日の組み立てが、無理なくできそうなんです。
玄海国定公園の一角にある花鶴ヶ浜の松原を歩くと、砂と松の匂いが混ざって、海がすぐそこにいる感じがする。船原古墳という国の史跡もあって、土地の下にある時間の長さをちょっと思い知らされる。おかひじきや花鶴饅頭といった固有の食べものが、この土地のふだんの棚にちゃんと並んでいるのも、いいなあと思うんです。
福岡県古賀市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 船原古墳
- 玄海
- 古賀
- 千鳥
- ししぶ
文化財
自然公園
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