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この場所の物語
渡り鳥が干潟の泥の上に降りてくる光景というのは、住んでいるとふだんの散歩道にあるんですよね。谷津干潟はラムサール条約の登録地で、自然観察センターが隣に建っていて、干潟を眺めながらPCを広げている人を見かけることもある。すぐそこが東京湾の埋立地で、少し内陸に行けば下総台地の端っこ、という高低差のある地形が、この土地のふしぎな奥行きをつくっているんだと思います。
津田沼駅の周りは、大型店舗がひしめく賑やかさで、買い物の不便さをほとんど感じさせない。日本大学や東邦大学のある京成大久保駅あたりは学生街の空気があって、同じ市のなかでも歩いている人の顔がすこし変わるんです。9つの駅が市内に点在していて、東京都心まで電車でつながっているから、どこかを拠点にしながら動く暮らしにもよく馴染む地形だなあ、と感じます。
習志野ソーセージというものがあって、第一次世界大戦のドイツ兵捕虜からの技術伝承が起源とされているんです。軍都として発展した歴史が、こんなふうに食の記憶に残っているのは、なかなかおもしろいことだなあと思う。菊田神社の下総三山七年祭りのように、長い年月をかけて受け継がれてきた祭りも生きていて、新しい高層マンションと古い神社が同じ視野に入ってくる、そういう重なりが習志野の素の表情なんですよね。
千葉県習志野市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 津田沼
- 新津田沼
- 京成津田沼
- 京成津田沼
- 京成津田沼
- 京成大久保
- 新習志野
- 実籾
- 谷津
駅