寿司
大阪府 大阪市
箱寿司
さちとあじ · FOOD & DRINK
木枠に酢飯と穴子や海老を詰めて押し、切り分ける。切り口の層で具が分かる。
この場所の物語
二寸6分の懐石、という言い方があります。8センチ半ほどの箱の中に、煮物も酢の物も焼き物も入っているからです。一切れの断面が、そのまま献立になっているんですよね。包丁を入れてはじめて、何を食べるのかが分かるんですよね。大阪の大阪市で作られてきた、押し寿司の一つです。
木の枠に酢飯と具を詰めてから、押して、切り分けていきます。切り口に層が見えるので、どこに何が入っているかが分かります。生ものを使わないので、ずいぶん日持ちがするんですよ。醤油も付けずに、そのまま食べます。そのまま食べられる形に、はじめから仕上げてあるわけです。
大阪の押し寿司には、型の大きさや形で呼び名が分かれます。棒寿司、小袖、バッテラ、松前、そして箱寿司。箱寿司は明治のころ、船場の老舗の三代目が考えたものだと伝わります。それまでの大衆的な大阪寿司とは別に、鯛や海老や穴子を使って、見た目まで作り込んだのだそうです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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