漬物・発酵
石川県 金沢市
大根ずし
さちとあじ · FOOD & DRINK
大根と鰤を麹で漬ける。かぶら寿司と並んで冬の台所に置かれる。
この場所の物語
晴れの日ではなく、ふだんのほうで作られてきました。身欠きにしんと大根を、米と麹で作った甘酒に漬けます。7日から10日ほどで漬かるそうです。石川県の金沢と加賀に伝わるもので、漬けるのは12月から1月にかけて。
加賀を代表する発酵の食べ物としては、かぶら寿司と並びます。ただ、あちらが正月のような晴れの日のものであるのに対して、こちらは日常の側にいるんですよね。にしんは、北前船が北海道から運んできたものです。日本海を回って江戸や大阪へ、米や魚を運んだ船になります。
にしんはとくに量が多く、庶民でも手に入れやすい魚のひとつでした。金沢では、拍子切りにした大根に小切れのにしんと人参を合わせて、甘酒に漬け込みます。雪の多い土地では、酸っぱくなりやすい甘酒ではなく、麹を使うところもあるそうです。輪切りの大根に塩鯖や鮭を挟む地域もあります。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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