産地の仕事
石川県 能美市泉台町
九谷陶芸村と窯元
Kutani Pottery Village
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
五彩の上絵付けをする窯元と販売店が一区画に集まり、美術館で古九谷の器を見られる。
この場所の物語
窯元と売り場がひとつの区画にまとまっているというのが、この場所のいちばんの取り柄なんですよね。九谷陶芸村は五彩の上絵付けをする窯元と販売店が集まる場所で、絵付けは焼いたあとの器に色を置いていく工程になります。だから素焼きの白い状態と絵の具を置いたところ、それに焼き上がって色が変わったあとのものが、そこで一緒に見られるんですよ。
焼く前と焼いたあとで赤の見え方がこんなに違うのかと驚いて、たいていの人がそこで一度は足を止めることになります。美術館では古九谷の器を見られて、いまの窯の仕事と比べられます。小松空港と北陸新幹線の駅が近く金沢まで鉄道で40分ほどで、買い物も病院も市内で足りますが、派手な観光地ではありません。
窯ごとの違いは、産地の中で並べてはじめて見えてくるものです。九谷には生産が100年ほど途絶えた時期があったと言われていて、その前と後とでは器の顔がずいぶん違って見えるんですよね。五彩の絵の具は指でなぞると厚みがわかるくらい盛られていて、並べる手間を先に済ませてくれている場所なのだと思います。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
※上記リンク経由のご予約はAURAの運営を支えます(料金は変わりません)
まわりを読む